明日より来年の3月中旬までドイツのベルリン自由大学に客員研究員として滞在する予定です。その間、このウェブサイトは諸般の事情(というか技術的な問題・・・)で更新できない可能性がありますが、ご了承ください(何かありましたら、contactよりお問い合わせください)。*早速9/2に, ルフトハンザ航空のパイロットのストライキ文化に直面していますがドイツのニュースソースによれば交渉がなんとか成立した模様。
本日、学会「企業と社会フォーラム」にて「B Corpコミュニティにおけるデジタルと社会的価値」という企画セッションを開催しました。ダノンジャパン、STASH TEA(Yamamotoyama USA)、OSHINTECH、という国や規模も異なる企業の皆さんと一緒に、ステイクホルダー資本主義を目指すためのヒントを探りました。ステイクホルダーがかつてないほど多様化し、また細分化される中で、彼らの声なき声を新しい〈デジタル〉技術や仕組みを使ってどこまで、どのように拾い上げて、企業がそれらに対応していけるかが問われています。B Corp Movementについてはクリストファー・マーキスのBetter Businessの翻訳書『ビジネスの新形態 B Corp入門』が今月中旬にニュートンプレスより新書版で出版される予定ですので、関心ある方は是非どうぞ。
これまでの研究成果を再構成した書籍『社会的企業者ーCSIの推進プロセスにおける正統性』を千倉書房より出版させて頂きました。CSR、ソーシャル・イノベーション、社会的企業者が重なり合う部分(つまりは、Corporate Social Innovation:CSI)に注目し、とくにヤマトグループの1993年〜2012年頃の約20年間の、連続的で経路依存的な社会変革活動を事例として、社会的企業者による正統性(lesitimacy)の獲得や付与という観点で考察しています。早ければ9/7頃から大手書店にも並ぶとのことです。